人形など人型の物をつかって、相手方に呪いを掛ける呪術を「厭魅丑の刻(えんみうしのこく)」と言います。

この呪法は、他に『丑の刻参り』や『呪いの藁人形』と呼ばれることもあり、施術方法として「藁・木材・紙」などで作った人形に、相手の名前や年齢等を記したり、または相手の髪や爪、歯、相手の愛用品、衣服などを加え行う呪いの儀式となります。

江戸時代より現代まで「呪い」で願いを叶える儀式の中では、非常に効果が高いとされており、願いを成就させる呪術として今でも衰えることなく続いております。

また、当然のことですが、丑の刻に行うことにより、その効果がさらに高まることは、言うまでもありません。

埋鎮丑の刻は、主に想いを寄せる「恋敵」に対して使う呪術となります。

世間一般では“略奪愛”と言われたりもしており、響きが良くないように聞こえるかもしれません。

ですが、人が人を好きになるというこの衝動は、動物として生きている以上、当たり前のことであり避けることは出来ません。

そしてその想いを叶えようとする行為は悪いことではありません。

自分自身の意思に背くことなく進もうと決めた方には、この埋鎮丑の刻はきっと効果をもたらしてくれることでしょう。

施術は、素焼きの土器２つと和紙に加え「対象者の写真」を埋鎮の作法に従い、地中深く定められた方角に埋め鎮めることで効力を発揮します。

万が一にも埋めた「厭物（いやもの）」が掘り起こされ地上に現れることがあれば、施術の効果は無くなってしまうので、条件を満たした土地で儀式を行います。

また、相手の思い通りに環境を与えないと思いを込めることで、「恋敵」に対しての呪いの効果が深まります。

良縁、復縁、支配、略奪、修復、運気上昇、繁盛、成功、平穏、安定、健康、改善…

歩んできた人生の中で様々な願いが叶う事を望み、そしてほとんどの願いを叶えることが出来ずに諦めてきた事でしょう。

時には理不尽で自分勝手な想像や理想をして、自分の中に叶えることを抑え込み我慢をして来た事もあると思います。

しかしそれらは自らの力で叶えることが出来なかっただけで、叶えられないものではありません。

その一つ一つの強い想いがしっかりと伝わり依頼者の願いが成就出来るように、呪術師が「龍脈の走る強い霊磁場」で、どんな望みでも叶えられるよう願掛けを行います。

どんな事でも構いませんので、まずはご要望をお聞かせください。

相手に呪いを掛けることが出来るように、他の誰かがあなたに呪いを掛ける事も出来るのです。

なぜか体調が優れない、原因もなく急に状況が悪化したなど、今までの環境に望んでいない変化が現れる事があれば、もしかするとあなたに呪いが掛けられているかもしれません。

もちろん、人間だけではなく呪いが掛かるという意味では「憑物」と言って生霊、死霊、怨霊、動物霊に、一方的に魅入られて、理由なく取りつかれ呪われてしまう事もあります。

御相談者様のお話を聞いてみると、呪いを掛けられている方も中にいますが、実に５人に１人の方が相手方からの強い“怨念”によって不運を引き寄せてしまっているのです。

この場合、お話を聞いた上で、ご相談者様の生年月日などの情報や可能であればお写真を確認させてもらい、霊視の上、呪詛返し憑物落としの施術方法を決めることになります。

きっと、こちらに当てはまる方は、過去に「恨みや妬み」を向けられているのでは…と僅かでも身に覚えが出てくるはずです。

ですが、焦ることはありません。

この呪術で儀式を行えば、着実に呪いは解かれていき、その後身近に効果が現れ始めることで非常に効果を実感してもらえるものとなります。

こちらの儀式を行う場合は、掛けられている呪いの倍以上の念を持って臨まなければ、返すことができない非常に崇高な呪術とされていますので、先ずはご相談者様の情報をお聞かせください。